ここの続きです
12:30
いよいよおかげ横丁まで来ました。
もう、ゴールは目前なのですが、その前に腹ごしらえです。

まずは、あかふく氷です。
非常になめらかで柔らかい氷で、とても美味なのですが…てんこ盛りに盛られているので、食うのが大変。

懸命に頑張って宇治味の氷を発掘して行くと、底の方からあんこと白玉が出て来ました。
要は、普段いただく赤福(餅をあんこでくるんだもの)とお茶を、そのままかき氷にしたと言う趣向なわけです。
「夏限定赤福」ってヤツですね。ちなみに冬になるとあかふくぜんざいに取って代わります。
いつも立ち寄る造り酒屋「おかげさま」で、甘酒を1杯。
夏場は「冷やし甘酒」なのですね。わずかにシャーベット状の氷片が入っていて、それが口当りにアクセントをつけていて美味でした。
2年参りの際には絶対に手に入らない酒粕も、今回は無事にゲットできました。

食事は、伊勢うどんかてこね寿司かで迷ったのですが、せっかくなので、てこね寿司の方をチョイス。
どうせならと言う事で、元祖の店である「すし久」の待ち行列に加わる事にしました。(いつもは、この待ち時間を嫌って立ち寄らないのだ)
幸いにも15分ほどで席に通されました。
チョイスしたのは、「てこね寿司 梅」
松や竹だと満願料理になっているので、あきらかにカロリーオーバーだ。
こんなにも大量の客をさばいている店と言う事で、料理の味には不安があったのですが、手抜きのない確かな味だったので、ちょっとビックリ。さすが、元祖の老舗なので、手を抜くと大変な事になるので、気が抜けないって事なんですね。
13:45

内宮の入り口に到着。
伊勢街道、完歩しました。
北国西街道→中山道→下街道→東海道→伊勢街道 と歩き通した事になるので、これで、善光寺から内宮までを歩き切った事になります。
無事到着のお礼に、内宮の参拝です。ここでは3社をお参りします。

風日祈宮
級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺尊(しなとべのみこと)を祀っています。
あれ? 外宮の風宮と同じだなぁ、気がつかなかった。(そんなんでは、御利益ないだろうなぁ。今度の初詣では、ちゃんと予習しておこう)

皇大神宮 内宮の本宮です。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りしています。
天照さんは昼の世界をつかさどる女神で…説明はいらないよね?

荒祭宮
天照大御神の荒御魂をお祀りしています。
16:50
最後の〆に、(内宮別宮)月読宮にお参りです。(ちょっと遠いので、バスを利用)
どうして月読さんが外宮と内宮の2か所にそれぞれ祀られているのかと言う事は、ちょっと調べてみた事もあるのですが、よくわからんとです。
ここでは5社にお参りします。

奥から順番に
- 月讀荒御魂宮
月讀尊荒御魂をお祀りしています。 - 月讀宮
月讀尊(つきよみのみこと)をお祀りしています。
外宮の月夜見さんと同一人物。 - 伊佐奈岐宮
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)をお祀りしています。
天照・月読・スサノオ3兄弟のお父さん。 - 伊佐奈弥宮
伊弉冉尊(いざなみのみこと)をお祀りしています。
天照・月読・スサノオ3兄弟のお母さん。
ちょっと離れた場所に
- 葭原神社
佐佐津比古命(ささつひこのみこと)と宇加乃御玉御祖命(うかのみたまのみおやのみこと)と伊加利比売命(いかりひめのみこと)をお祀りしています。
五穀豊穰の神様達らしい…
17:15
五十鈴川駅到着。
同行者が「月読にも行く」と言い張ったおかげで、かなり無理のある道程になり…途中、バスを乗り間違えたり、道に迷って同じ所をぐるぐる回ったりもしてしまいました。
でも、ほぼ予定通りの時間に駅に到着。
歩いた距離は18.6km…街道のコースは6kmだったんですけどねぇ…
伊勢神宮は全部で125社あるそうで、JR東海も神社巡りのウォーキングコースを設定していたりで、何日もかけて歩き回るのも面白そうなのですが…それも、縁があったらまたの機会にでも。
オマケ

道中で見かけたポスター
猿田彦神社が萌えていました。
描いた人の名前も明記されていました。>
小栗るみ
気になったので、もうちょっと検索してみました。
この佐瑠女神社例祭(さるめさん祭り)のポスターは、毎年この小栗るみさんが描いており、祭りそのものよりもこのポスターの方が有名になっている、とか。おかげで佐瑠女神社も「萌え神社」と呼ばれているらしいです。
2002年のポスター
2003年のポスター
2005年のポスター
2006年のポスター
詰め合わせ1
詰め合わせ2
ちょうど
今週のトラックバックBoxが「夏の思い出の写真募集」との事だったので、そっちの方にも参加しておきます。