ちまちまのつれづれ

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忠臣蔵300年ではない! 吉良翁の300回忌なのだ。
 今年が討ち入りから300年で、何でも「忠臣蔵」が国民の間で一番親しまれている物語なのだそうで、NHKや民放なんかで大々的に特集が組まれていたりしている。
 私としては、この「国民の間で一番親しまれている物語」だと言う事に、異議を唱えたいと常々思っていた。しかし、私の方が間違っていたのだと言う事を、つい数年前に知る事となる。
 当地名古屋では、忠臣蔵への注目度がそれほど高くはない。むしろ低いと言っても言い過ぎではない。私は、ずっと名古屋で育って暮らして来たので、それが名古屋の地方性から来るものだとは全然気がついていなかったのである。

 タネを明かせば、こうだ。名古屋近郊に吉良町と言う町がある。そこが吉良翁の領地だったって事だ。
 名古屋中がアンチ忠臣蔵と言う雰囲気がある訳ではない。全く盛り上がらないだけだ。むしろアンチであれば、私もこれが名古屋の地方性故の事だと早くから気がついていたものを。
 自分の県が吉良翁の地元だと知ったのが、つい数年前だった。最近になるまでは、ローカルのテレビで流れる事もなかったと言う事だろう。クローズアップされる様になったのは、近年なのだ。それが300回忌が近かったからかと言うと、そうでもないので、なぜ最近になって取り上げられる様になったのかが、はっきり言ってよくわからない。
 ことジャイアンツに対してはあんなにムキになってアンチであるこの土地柄で、どうして忠臣蔵に対してアンチな立場を取らなかったのか、そこの所も正直言ってよくわからない。国民的に親しまれている物語だから、遠慮していたと言う事なのだろうか?

 当地の皆は、アンチではなくても、忠臣蔵には親しみは持ってはいない様だ。浅野内匠や大石内蔵助に感情移入するなんてとんでもなく、この二人に同情的ですらない。むしろ浅野内匠など「自業自得な」と、皆がそう思っていたりする。この感覚が、県外の人とどれだけずれているかが、私にはよくわからないのが悔しいのだが。

 忠臣蔵は史実であっても、物語として語り継がれて来て、かなり脚色されて来た。そのため史実がどうだったかもよくわからず、専門の研究者達が研究している、と言うのも聞いた事がある。
 物語として都合がいい様に、吉良翁は目茶苦茶な悪人になってしまったのが悲しい。そりゃ、勧善懲悪な物語の方が理解が簡単でスカッとするけどね。
 当地では、吉良翁は大変な名君だったと伝えられている。領民の事を心底大切に思い、がんばって来た殿様だった、と。どうやったら皆が豊かになれるか考えて、塩田を作る事を思いついたのまではいいけれど、いくらがんばっても赤穂の塩にシェアを阻まれてしまっていた。だから、何かと吉良と赤穂は犬猿の仲になって行ったらしい。その日もきっと、塩のシェア配分について話している内に、ののしり合いになったのだろう。激高した浅野内匠が刀を抜いてしまったと言う事だ。
 これが史実なのかどうかは知らないが、少なくともわが県ではそう信じられている。 今日は、所代われば常識も代わる、と言うお話でした。

 これだけ常識が違うと、「今のこのご時世だからこそ、忠臣蔵的な心が求められているのだ」とさんざん盛り上げられると、かえって白けてしまう。だからどうしたと反論したくなる。

 今年の討ち入りの日、吉良町では、殺されてしまった吉良翁と家来達の300回忌の法要がしめやかに行われ、それがその日のローカルニュースで流れた。もちろんローカルな局では、四十七士の話題なんかひと言も流れなかったのは言うまでもない。

author : たつもとちまき | その他 | comments(1) | trackbacks(0)
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コメント
名古屋に住んで2回目の冬になります。
きょう,家内が「この時期必ず聞く忠臣蔵の話題がこの地域では流れないような気がする。」といってきました。昨年夏に金蓮寺弥陀堂を訪れた際吉良家菩提寺の西尾の華藏寺にもいきましたが,そのことを思い出したのか,家内がふと「吉良さんの地元だからかしら…」と漏らしました。

それでそんな意見があるのかなぁ…と思って検索をしていたらこちらのサイトに行き当たりました。
アンチまでではないが盛り上がらないというコメントにやっぱりそうなのかなと意を強くした次第です。
やはりご当地特性みたいなものがあるんですかね。今ちょうど決算忠臣蔵という映画がロードショーにかかっていますが,こうした作品の地域別の客の入りなどもわかると面白いかもしれませんね。

楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。
| ういん | 2019/12/19 11:25 PM |
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